【8/7-13】今週の日向坂46出演番組#6

 一昨日の8/11にメンバーの影山優佳Instagramを開設した。日向坂46のメンバーとしては8人目で、本人の語るところによれば、好きなものや発信したいことがたくさんありすぎてブログがごちゃごちゃしてしまうのでその棲み分けのため、というのが理由の一つらしい。

 また、投稿内容もInstagramというプラットフォームに合わせて調整しようとしているみたいで、このような考え方は他のメンバーにも共通していると思われる。自分が知っている範囲だと、高本彩花佐々木美玲は化粧品やファッションについての投稿を増やすことで日向坂のメインターゲットではない(とされている)若い女性層にその存在を届けたいと思っているらしいし、宮田愛萌も自分の趣味(読書やいわゆるオタク趣味)を発信することで、これまでアイドルに興味がなかった人にリーチしようと考えているそうだ(宮田は開設にあたって「偉い人」にこのような内容のプレゼンをしたらしい)。

 日向坂46ではメンバーが個人の判断で発信できるサービスにブログとメッセージがあり、月300円を支払って購読する形のメッセージはもちろん、無料で誰でも読めるブログですら「限られた人にしか届かない」といったような感覚は、メンバーのなかに共通しているのかもしれない。 

 なのでInstagramとメッセージ、ブログの投稿内容の質的な差みたいなものは必ずあると思う。例えば、Instagramにもブログにもほとんどの投稿で本人の写真が載せられるのだが、後者は自撮りによるバストアップの写真が多いのに対し、前者は誰かに撮ってもらった全身写真(スタイリングがわかるように)が多い気がする。それが何を意味するのか、他に何か違いはあるのか、まだハッキリ言語化できるほどではないので何か思いついたら書きます。

 

 


『有吉ぃぃeeee』8/7


 丹生明里出演、対戦相手募集に応募してきた町内会や青年会とスプラトゥーン2をプレイする回。概ねいつも通り面白かったのだが、丹生ちゃん合流直後の有吉の「写真集出すんでしょ?一言相談あってもよかったのに、俺たち芸能界のお父さんみたいなもんなんだから」との発言が気になった。

 これ自体はまあ冗談なので全く良いし面白かったのだが、じゃあ日向坂に「芸能界のお父さん」はいるのか?と考えてしまった。そういうポジションに一番近いのは間違いなくオードリーの2人なのだが、メンバーの父というにはやや歳が近い気がする(最年長のキャプテンとは学年で言うと17年差、最年少上村とは25年差)。

 同じ坂道だと、バナナマン乃木坂46の公式お兄ちゃんだが、こちらは聞くたびに「お兄ちゃんって歳じゃねえだろ」と思ってしまう。だが、バナナマンも乃木坂との関係が始まった当初の最年長メンバーとの年齢差が18なので、ギリギリなくもないのかな…

 そう考えると櫻坂の土田晃之&ハライチ澤部はお父さん&歳の離れた従兄感があって丁度いい。日向坂だとオードリーの他にも冠番組MCとしてサンドウィッチマン(KEYABINGO!3, 4)と小籔千豊(HINABINGO!)がいるのだが、いずれも半年ほどの付き合いなので、いくら年齢や姿勢が「お父さん的」だとしてもオードリーを差し置くのは無理がある気がする。

 


『日向坂で会いましょう』8/7


 先週に続いて上半期の個人的ニュースを発表しあう。このくらいの熱量、温度感のエピソードをみんなでワイワイと作り上げていくさまがとても楽しい。どの話も良かったのだが、キャビアを拒否する小坂菜緒がとても「らしい」気がして見てて笑ってしまった。

 一期生によるフラガール再現に齊藤京子とまなふぃ不参加なのがわかりすぎた。

 


『ひなちょいseason2』8/7


 山口陽世プレゼンツ「マリオを流行らせたい」ということで、4人でマリオゲームをする回。ひなちょいは、出演する4〜6人のメンバー選びがなんの基準に基づいているのか毎回よくわからない(うまくいっているときもそうでないときもある)のだが、今回はなかなか良かった。

 進行役山口陽世と齊藤京子の率直さと、裏回し的な役割の潮紗理菜と上村ひなのの気遣いや婉曲さのバランスが良い。ひなちょいの方がひなあいよりバラエティ番組として「ゆるい」分、メンバーそれぞれの個性や関係性が際立ちやすいと思うのだが、その中でもゲーム回はルールが定まっているのでより見やすいと思う。

 


『キョコロヒー』8/9


 ヒコロヒーの同居人、太陽の小町つるによるいじわる選手権から派生した「街角いじわる つる散歩」と、芸能人が行きつけの店で料理を食べながらトークする「お疲れごはん」の新企画2本がどちらも面白かった。

 いつもは視聴者からの投稿に対していじわる返しをしていたのだが、つる散歩では実際に街に出向いて話を聞き、その場でいじわるを返す。その第一回目の舞台がキャバクラということで、「キャバクラで働く女性同士のいじわる」が扱われるのはちょっとステレオタイプすぎるなと懸念していたのだが(実際いじわる選手権でも女性から女性へのものが多い。MCの2人とつるちゃんが女性なのでそれもある程度仕方ないんだろうけど)、扱ういじわるの主が同僚ではなくてキャバクラに来る客であることにかなりホッとした(という内容のツイートをしたらプロデューサーの舟橋政宏さんからいいねされたのだが、っていうことはその辺を意識的に作ってるのかな?)

 内容もいじわるというよりはむしろルッキズム、エイジズム、セクシズムが絡んだハラスメントに近く、そのような「いじわる」に対して画面に映る女性たちがはっきり拒否反応を示しているのが印象的だった。

 また、いじわる返しのキモは「その場の空気を悪くさせない範囲でいかにカウンターを食らわすか」みたいなところがあり、つるちゃんの回答もそこを押さえているのだが、キャバクラ嬢のひとりが「こんなこと言ってくる客には二度と指名されたくないからもっとガツンと言ってほしい」と言っていたのも面白かった。

 「お疲れごはん」では元AKB48峯岸みなみが初回ゲストで、バラエティでの立ち振る舞いにおける悩みや考えを語っていた。

 「本音が面白いと言われるけど、それを消費されるのも…」という話が元アイドルであり「リアルさ」さが求められるバラエティタレントである彼女の口から聞けるのは面白いが、この発言自体もまた「本音」として消費される構図なわけで、どう受け取るべきなのか一瞬考えてしまう。

 VTR終わりでキョコロヒーの2人がゲストと同じものを食べながらああだこうだ言っているのも、食レポの下手さが相まって大変面白いかったのでまた続けてほしい。キョコロヒーの良さはこういうまだ方向性が固まりきってない企画におけるゲスト選びの妙だと思うので、そこも楽しみ。

 あと、TVerでキョコロヒーを観てたんだけど、先日のキョコ狼で「50kgのダイエットに成功した人」の演技をしていた俳優の人が本編前の広告に出ていた。我ながらよく気づいた。