【10/16-22】今週の日向坂46出演番組#16

 

 10月16日から22日の間に放送された日向坂46出演番組の感想です。ついさっきひなちょいの公式ツイッターから今週のひなあい&ひなちょいの配信中止がお知らせされて、何か問題があるのなら仕方ないけどもう少し丁寧な説明をしろよ!とワクチン副反応の熱に浮かされながら思う今日この頃です。ただでさえひなあいが放送されてない地域に住んでると配信時間も遅いし内容が少し変わってたりするし、ひあないだけじゃなく関東ローカルの番組は見れないし(今週佐々木美玲出演のバゲットは放送もTVerもないし、ZIPは一部読売テレビ制作のす・またんが流れるのでキテルネが見れなかった)、なんだかなあと思ったりしています。

 

 

 

『MUSIC FAIR』(10/15)


 『月と星が踊るMidnight』テレビ初披露と、森高千里とのコラボ。

全体的になかなか良かったんじゃないだろうか。初めてのテレビパフォーマンスということで、MVだけではわからなかったポイントとして裏センター丹生ちゃんが印象に残った。その両隣のあめちゃんシンメも含めて日向坂の層の暑さを感じさせる贅沢なフォーメーション。

 照明やカメラ割りはまだ比較できないのでなんとも言えないけど、少なくとも不満はない。この番組のブルー系の照明は曲や衣装のテイストに合ってるかも。

 「ロックン・オムレツ」のコラボも良かった。選抜された6人の安定感。TRFコラボの髙橋未来虹しかり、こういうときに新3期生山口陽世が選ばれているのが嬉しい。上村ひなのの90年代アイドル力はすごい

 先週のキョコロヒーで言及されていた、センター齊藤京子の曲紹介について、字に起こしたものを読んでいる感が若干強かったものの、特に変なところもなくちゃんと伝えられていたと思う。齊藤京子初センターであること、歌詞のメッセージ性が強いこと、日向坂表題曲初の非恋愛ソングであること。

 

 

『GO ON NEXT! サーキットで会いましょう』(10/15)


 富田鈴花MCのスーパーフォーミュラ番組。今回はすーじーによる現地取材ロケ、選手の密着VTR、そしてすーじーによる選手へのインタビューという内容。彼女はどちらかというと内弁慶で人見知りの気質があると思うのだが、3回目ともなるとそういったところを感じさせない良い仕上がりになっていると思った。毎回の告知ブログなどからも彼女がこの番組に力を入れていることが伝わってくるので、そういう意味でも見てて感情移入してしまう。

 


『日向坂高校放送部』(10/15)

 

 松田好花がジャブとジョブをごっちゃにしていたことに驚いた。ひなあいのシルエットから都道府県名当てるクイズで「西日本」というヒントが出てるのに「千葉」って答えたときと同じ感じ。でも、松田好花がこの間違い方をして引いちゃうこっち側の見方がもはやよくないのかもしれない。たぶん「普通の人」が知ってるであろうとされてるスポーツ・芸能の知識ってどんどん少なくなってるだろうし、そもそもそんな「普通」を誰かに期待することも違うだろうし。自分がスポーツ好きだし芸能も好きだから感覚麻痺してるけど、知らない人は野球とかボクシングのルールもタレントの名前も知らないよな。俺が車やバイクやファッション、グルメについて知らない(興味ない)のと一緒だよね。松田好花が意外とカルチャーに疎いのでは、みたいな話は前にもしたことがあるけど、そこに変な常識の押し付けがあってはダメだなと自省している。

 


FIFAワールドカップ64』(10/16)


 今回はいつもとやや趣向を変えたワールドカップクイズ企画。影山優佳vs内田篤人&霜降り明星せいやvsテレ朝アナウンサーの対決。見てて楽しかったけど、カゲちゃん目当てで東大王を見ているせいか全体のトーンがゆるくて物足りなかった。もっとカゲが無双してくれればよかったのかもしれないが、意外と接戦になっていたあたりも若干ブレ気味。

 

 

『日向坂で会いましょう』(10/16)


 Happy Smile Tour2022の会場にて実施したアンケートをクイズにした「クイズおひさま100人くらいに聞きました」。じゃないとオードリーの企画「オフゼロオードリー」が行われた日に収録されたものなので、ひなあい本編というよりもじゃないとオードリーのサブテキストという趣が強かった。

 企画自体はとてもおもしろいのだけど、終始オードリーがふわふわしていること、クイズ対決なので大喜利の余地が少ないこと、ルールが少し難しいことなどの要素が絡んでやや不完全燃焼の感があった。今回はこのような感じだったけど、また次のライブの時に2週がっつりやってもおもしろいと思う。

「胃がブラックホール」と影で言われてたまりもとも、「ケータリングの番人」と表で言われている髙橋未来虹も笑った。

  

 

『ひなちょいseason2』(10/16)


 いつものスタジオでの収録とは異なる特別編で、山口陽世と森本茉莉によるツアーの裏側リポート。ケータリングやフォトスポットなど、2人ともリポーターが板についていて、しみじみと3期生の地力が上がっていることを感じる。後輩に話を聞かれる時の先輩の力の抜け方も良い。すーじーの言う通り、まりもとの食レポは表情豊かで美味しそう。

 

 

『キョコロヒー』(10/17)


 ヒコロヒーのやりたいことを叶えるロケということで、映画『パルプフィクション』のダンスシーンの再現をする。まさかのTAKAHIRO先生登場からの微妙にノリが悪い相手役のファブリジオとヘトヘトになりながら練習する前半、行ったクラブが思ってたのと違くてグダつきかけるもなんとかいい感じになる後半、そこからの土壇場でTAKAHIROのダンスがうますぎて変な空気になるところまでが最高。やりたいことをするはずなのに、なんかちょっと損した気になるのが良い。そのあと齊藤京子のやりたいことロケの話で邪悪な一休と化すプロデューサーにも笑った。なんらかの言質を取ろうとしてる人間特有の必死感があった。

 謎の構文が誕生したアイドルヒコロヒー/ピン芸人京子のくだりは、どっちも見たい!という気持ちと、そこまでは踏み込まない感じがいいんじゃないかみたいな気持ちと両方ある。お互いの職場見学くらいに留めておくのがいいかもしれない。

 


『THE TIME,』(10/18)


 松田好花のレギュラー出演3回目なのだが、見ていると思っていた以上にコメントなんかに自由な余白がないように感じられ、この手の番組の難しさを感じる。ただまあ言ってもまだ3回なので、さすがにもうちょい慣れが必要だな。

 


ヒルナンデス』(10/19)


 加藤史帆齊藤京子出演。この番組もじゃないとオードリーのサブテキスト的なところがあった。日向坂2人の出番はほとんどなかったが、若林とナンチャンが2人で仲良く好きなものを楽しむロケを見ているのはなんだか新鮮。収録現場で話しかけられやすい空気を作る、気を使わせない、みたいな話もあった。

 


『東大王』(10/19)


 影山優佳出演。2週連続の出演で今回も大活躍。先週はホームランと書いたが、今週は同点タイムリー含む3安打猛打賞。難問漢字オセロではその中でも特に難しいカドの漢字を二つも正解していたし、最後の早押しでも正解しており、爪痕をガリガリと残した。カゲちゃんの真面目なところとお調子者なところがうまくハマってきた。来週はミラクル9に出演するみたいで、また問題のレベルや番組全体の雰囲気が違うなかでどうたち振る舞うか楽しみ。

 

 

『じゃないとオードリー』(10/20)

 

 カメラの前と後ろでのオン・オフの差が激しいと言われるオードリーがもう一段上の芸人になるために丸一日「オン」の状態ですごす「オフゼロオードリー」の完結編。オンとオフの境目をなくしたうえで、その一日の成果を漫才及び車中のラジオに収斂させていく構成(年始に放送したじゃないとオードリー第一弾と同じ構成)も、車中の会話で「学生の頃ってあんな感じだったよな」と在りし日の友人関係に言及するのも、いずれもバイナリーと思い込んでいた関係の境目が曖昧になり、攪乱されていくような感覚があり、このような規範の崩され方に感動してしまった。カメラが回ってない時にどれだけ暗くても収録が始まってから盛り上げればいい、楽屋で相方とまったく会話がなくてもラジオで話せばいい、そんな考えを一日でこてんぱんに覆された若林が「俺の負け」だと話しているときの表情が、負けた人とは思えない清々しさなのだ。

 さらに言うと、これはオードリーと日向坂の関係性あってこそ、ひなあいあってこその企画だとしみじみ感じた。「渡邉美穂が卒業して」みたいな言葉はひなあい本編だと言わないし使われないだろうし、でもそれは言わなくても使われなくても全員の心にあることで、そういうのをちゃんと伝え合って昇華することで「伝説の番組」が出来上がるんだな。

 プロフェッショナリズム・芸事についての考察、あるいはバイナリーな規範への批判という軸に、オードリーと日向坂の関係性まで乗っかっていて、もう死ぬほど面白かったです。第3弾を心待ちにしています。もう少ししたら各種ラジオ番組(とくにこのラジ)やひなあいでこの日について触れることもありそうで楽しみ。

 

 

おはスタ』(10/21)


 4週連続で金村美玖出演。今週はダンボールを使った収納ケース作り。金村が出演するシーンはごく短いのになんだか見てしまう。朝ごはんを食べながら金村とポケモンの絡みを見るのがクセになってきた。

 

その他のテレビ、ラジオ、配信 

 

 今週は各ラジオでメンバーが話す4期生話が楽しかった。レコメンで竹内ちゃんオモシロッと話すきくとし、余計なことまでで4期生の楽屋を訪問して黄色い歓声を浴びたことをまんざらでもなさそうに話すお寿司、ほっとひといきで「私おばあちゃんで名前覚えられないからあだ名付けさせてね」と伝えた話をするみーぱん、みんな良かったです。