11月6日から12日までの日向坂46出演番組の感想です。早く4期生の体力測定企画が見たい。
- 『日向坂で会いましょう』(11/6)
- 『ひなちょいseason2』(11/6)
- 『CDTV ライブ! ライブ!』(11/7)
- 『キョコロヒー』(11/7)
- 『8th Single「月と星が踊るMidnight」ヒットキャンペーン!「日向坂で会いましょう」オリジナルワンカットMV完全版・限定公開』(11/8)
- その他のテレビ、ラジオ、配信
『日向坂で会いましょう』(11/6)
ひなあい初登場の4期生紹介企画「オードリーさん、ぜひ会ってほしい後輩たちがいるんです!②」。先週と同じく先輩メンバー3人がそれぞれ4期生2人ずつ紹介していく。
まずは髙橋未来虹が紹介する山下葉留花と平尾帆夏。
山下葉留花はなかなか達者そう。レイザーラモンRGかのような三線芸は、(往々にして演技や再現で変にボケて主役のメンバー潰しを行う)春日潰しになっていた。元会社員という経験はバイト経験すらほとんどないメンバーたちの中でかなりのストロングポイント。トークや特技披露も堂々としてて、これはバラエティでかなり活躍しそう。
平尾帆夏のキャッチコピー「鳥取砂丘からおひさまに向かって〜ひら砲!!」は、山口陽世と鳥取出身でかぶり、名字の「平」で平岡海月とかぶり、下の名前の「帆夏」で岸帆夏とかぶっているなかで、名字と名前を縮めた「ひらほ」と組み合わせたキャッチーなワードを作ってきたのはすごい。若林との連携プレーは失敗してたけど、これからなんぼでも使えそう。提供裏で披露されていた運動音痴キャラもよし。濱岸ひより推しなのは、こないだラジオでひよたんが「ツアーに4期生が見学に来ていて、平尾帆夏ちゃんが推しメンタオルを持っていた」と話していたことの裏が取れた形。
続いて加藤史帆が紹介する正源司陽子と藤嶌果歩。
正源司陽子は天真爛漫さが存分に出てて、「チョコ好き!」とほっぺに指を当てるところだけで「母性」が止まらなくなるキャップとすーじーのリアクションが正源司陽子のキャラの最高の説明になっている。空手で春日を翻弄しながら笑ってる様子がすごく良い。犬の鳴き声で春日をイジるくだりもあって、もしかしたらビジネスライバル候補の1人なのかも。「特技:匂いで4期生の持ち主当て」とあるが、この手の特技は期生に1人はいるのかもしれない。ドキュメンタリーで披露していたフルートや虫好きキャラをまだ温存しており、これからもまだまだ楽しみ。
藤嶌果歩はオードリー2人のあだ名のつけ方が絶妙で、ドキュメンタリーでの「オコメツイテルヨ」含め、もしかしたら2代目天才大喜利少女…?(尊敬する人が松本人志なのもポイント高い)。若林のあだ名でラップをチョイスするあたりがなかなかの技(平尾がアンケートでポメラニアンと答えてたのも好き)。キャッチコピー「のんびり北からかほりん降臨」も、実はあだ名、出身地、性格が詰まっている上に韻まで踏んでいて完成度高し。
最後は濱岸ひよりが紹介する宮地すみれと竹内希来里。
宮地すみれのキャッチコピー「スマイル、スマイル、スマイル…スミレ、スミレ、スミレ、スミレ!すみれの虜になっちゃった」は井口の「あなたは私を好きになーる」の再来を感じた。バトントワリングはそれだけで周りが感嘆する系のわかりやすくて良い特技だと思うのだけど、それでもなお少しでもおもしろくしようとして「男友達だから」の天丼をする姿勢、日向坂のがむしゃら感をすでに纏っていてグッとくる。「理解されない私だけが好きなこと:小西夏菜実の左肩」なのは、ブログで「誰かにくっつくのが好き」書いてたことの裏がとれた形。
竹内希来里のキャッチコピー「あなたの元にきらりんT細胞」、パンデミックが起きてワクチンだの免疫だのを目にしたり耳にする機会が多いこのご時世に「キラーT細胞」にかけたキャッチコピーをもってくるセンスよ。これだけで多くの人とは違ったアンテナを持ってるのがわかる。4期生紹介企画を通して見たとき、待機中の4期生が1番笑ってたのがロシアンわさび寿司に挑むきらりんの「セーフ!」で、そこから彼女のキャラというかポジションがわかる気がする。
声が小さいとか言葉を発しないとかではなく、ハキハキ喋ってるのに何言ってるかわからない人は日向坂で地味に初めてかもしれない。齊藤京子のそれとはまたちょっと違う、言葉遣いというよりはそもそもの感性が変なパターン。ロシアンわさび寿司の顔芸もわざとやってるのか寿司がデカすぎて困ってるのか判別不明、でもセーフの時の表情が抜群なのは変わらない。
先週のひなあいの感想で、「1番イヤだったあだ名」をアンケートで聞くなと書いたんだけど、宮地と竹内はこれに触れられていて、なんなら定着する兆しすらあって複雑な気分。それぞれ外見や人格を揶揄するものではなさそうだし(竹内の説明もトランス状態でよくわからないし)、宮地の方は石塚からつけられたらしいし、まあいいのかな…ちょっとモヤるけど…
4期生以外でよかったのは濱岸ひより。急遽の代打ということながら、そこら辺も含めて笑いにしつつ、かといってグダグダになって4期生の見せ場を邪魔することもなく、ナイスパフォーマンスだった。
紹介企画の後には4期生曲『ブルーベリー&ラズベリー』のスタジオライブもあった。4期生の自己紹介という面でとても見やすくてかわいい振付になっているなと改めて感じる。ただ、おそらく口パクなのだろうけども、歌と口の動きがあまり当ていなくて、先輩メンバーのクォリティの高さも感じた。
2週にわたって4期生紹介企画を見たわけだけど、彼女たちがここで披露したキャッチコピーや特技より、ちょっとした発言や仕草への周りオードリー先輩メンバー4期生の反応が、後々まで残る「キャラクター」を示唆してるんだろうなと感じた。何を披露するかというより、披露するにあたっての姿勢や、それが周りにどう受け入れられているか。
『ひなちょいseason2』(11/6)
「アートを流行らせたい」2週目だけど、先週にも増してグダグダな雰囲気だった。アートの感覚、というか要領の良さを持っている人が金村しかいない上に金村プレゼンツでもないので金村が築いたのを4人が「ええい」と崩しちゃう感じ。それが「失敗」にもならず「なんかよくわかんないね」で終わっちゃうので、なかなかまとまりがない。絵画モノマネも個人技感があり、満足感は薄い。
『CDTV ライブ! ライブ!』(11/7)
『月と星が踊るMidnight』のパフォーマンスで、すごく良かった。まず大前提として他の番組では無いフルサイズ披露なのでその時点でかなりアドバンテージがあるのだが、カメラワークも照明もまとまっててフルサイズだけど全くダレない。いろんな歌番組で月星を披露してきたなかでも見たことない画がたくさんあったし、若干煽り気味の画角でも全体がごちゃついて見えないのはすごい。フルサイズのパフォーマンズだと、番組側がある程度自由に角度をつけた演出をした上で運営側の要請も満たせるのでいいこと尽くしな気がした。
『キョコロヒー』(11/7)
先日のヒコロヒーのやりたいことロケに続いて今回は齊藤京子のやりたいことを叶えるロケ。彼女が尊敬する狩野英孝と花やしき及び巣鴨地蔵通り商店街のロケ。オープニングから「狩野さんは神的存在です」という割に言動や振る舞いからリスペクトが1ミリも伝わってこないのが齊藤京子。
後半のキョコロ王様ゲーム(ある技を極めた各界の「王様」が3名登場し、それぞれが何の王様なのかを当てる)は、他のコーナーに対しても何回か言ってることではあるけど、「激レアさん」のリサーチで見つけたけど激レアさに出るほどではない人リサイクル企画感が強すぎる。
『8th Single「月と星が踊るMidnight」ヒットキャンペーン!「日向坂で会いましょう」オリジナルワンカットMV完全版・限定公開』(11/8)
タイトル通り、10/30放送の『日向坂で会いましょう』8thシングルヒットキャンペーン企画の未公開映像をYouTubeで配信したもの。個人的に、日向坂46が新規ファンを増やす上で『日向坂で会いましょう』に触れられる機会を増やすことがとても大事だと思ってるので、本編ではないにしても、こうやって未公開がYouTubeで見られるのはとても嬉しい。乃木坂、櫻坂は冠番組が無料配信されているのにも関わらず日向坂はそれがないし、かといって他のコンテンツ(ライブ映像やYouTubeオリジナル企画)などが分厚いわけでもないので、これを機にどんどん敷居を低くしてほしい。せめてひなちょいなんかが無料配信で見られれば新規の勧誘にピッタリだと思うんだけどなー。というわけで以下未公開映像で良かったところ。
・まりもとにだけ野キュンをイジられてイヤそうなぱる。個人的にも野キュン結構好きなのでもっと押し出して欲しいけど、これくらいの扱いがちょうどいいのかも
・まなふぃの斬られ声で腰砕けで笑う他メンバー。完全にモッツァレラチーズゲームからの流れ
・通しリハで3回チャレンジコーナー終了後のバラバラ具合。全員が自分のやるべきことを理解していないさまがワンカットでおさめられていた
その他のテレビ、ラジオ、配信
『Venue101』(11/5)
『月と星が踊るMidnight』のパフォーマンスと、その前のトークコーナーにてメンバーの特技紹介。ひさびさに各メンバー鉄板の特技がものすごいスピードで披露されてて、その流れ作業感に笑ってしまう。かとしの似顔絵は相変わらず切れ味抜群で、どこに行ってもウケる、というかシンプルに似ているなと思った。まだまだ味するのに
月星のパフォーマンスも安定したクォリティで満足。メンバーがグルグルと齋藤京子の周りを走り回るところとその時の齊藤京子の表情を強調したコントラストが映えていた。
『日向坂高校放送部』(11/5)
ドラマの倍速視聴をめぐるエピソードは、親世代が子ども世代に呆れる話になりそうなところ、逆になっていておもしろかった。松田このは「めちゃくちゃ変なことに巻き込まれた話」とか「これは変だと世間を斬る話」とかじゃなく、日常のちょっとした疑問なんかを等身大で話すのがうまい。
『有吉ぃぃeeee』(11/6)
丹生明里出演、安定感あるゲームプレイとリアクション女王っぷりを発揮してて、次週予告にビックリしてる表情が使われやすいタレントNo.1だと思う。この番組はレギュラー4人のボーイズクラブ内輪感が良くも悪くも軸なので、そこにノレる回は楽しいけどそこを我慢できない回もあるので、見るときにちょっと緊張してしまう。
『THE TIME,』(11/8)
今週も相変わらず出番は少なかったけれど、朝出かける準備をしながらタワー・オブ・テラー落下好花を見れたので満足です。
『ミラクル9』(11/9)
影山優佳出演、裏被りの事情で3時間スペシャル前半のみの出演だった前回とは違い、2時間スペシャルにフル出演。もろもろ活躍していたし爪痕も残していたけど、『東大王』の方が相性良さそうに見えるのは自分だけだろうか。