【11/20-26】日向坂46ダイアリー#21

 

 11月20日から26日にかけて日向坂46が出演した番組の感想です。

 

 

『日向坂で会いましょう』(11/20)

 

 【メンバー愛が強いのは誰だ!秋のG1 日向坂ダービー2022!!②】

 ボレーシュートは東村と加藤がひょいひょいとこなしたのでわからなくなりがちだけど、髙橋、高本のチャレンジから実は結構難しいことがわかる。最初の2人が死ぬほど運動神経良くてセンスがあることを忘れてはいけない。

 ダンボール早潰しで破壊のプリンセス降臨。個人的にパワーと品を兼ね備えたかとしの「破壊のプリンセス」というあだ名がめちゃくちゃ好きなので、面目躍如が見れて楽しかった。タッパを生かした髙橋未来虹とやんちゃるパンチ(語尾に「やんちゃる」をつけたらなんでも東村芽依印になるので便利だ)の東村芽依の躍動も良かったけど、こういう場面でノリきれない濱岸ひよりの右往左往も見どころ。

 多くの人が指摘してるけど、予想屋たちの最終結果がキャラに合いすぎててめちゃくちゃおもしろい。最終レースだからといって持ちコイン全ベットでスッてしまった影山、金村はともかく、上限まで借り入れたコインを大穴に突っ込んで大勝ちする上村ひなのと、ひなのの大博打を見てマネしちゃった結果借金こさえる松田好花よ。


 

『ひなちょいseason2』(11/20)

 

 佐々木久美プレゼンツ「ギネスを流行らせたい」の2週目。世界一辛い食べ物を食べた河田陽菜と上村ひなののリアクションがイメージ通りすぎる。いつまでもひいひい言ってる河田とまったく辛みを感じないひなの。個人的には世界一甘い食べ物の方が食べたくないけど。次週は富田鈴花プレゼンツの「サバゲーを流行らせたい」らしい(みんな迷彩服を着てる)けど、『フルメタル・ジャケット』で上官が主人公たちを罵倒しまくるシーンみたいなところが予告に映っててそこだけで笑った。すごく楽しみ。

 

 

『首都高presents 週末いっしょにドライブトーク』(11/20)

 

 富田鈴花出演、八木亜希子がパーソナリティでドライブに関するトークをする番組。なんか、このくらいの温度感で特に笑いを取ることを目的としていないトークをもっと聴きたいなと思いました。ひなあいみたいにギラギラに気合いを入れない、SHOWROOMほどゆるくもないトーク。ドライブがテーマの番組なので、普段そこまで掘り下げられることのないすーじーの話がたくさん聴けておもしろかった。B'z、乗りたい車、行きたいスポット。「すーじー」という愛称をめぐる話も、最後に「猫被ってると思われるかも」みたいな話をしてたのも良かった。すーじーってこういう外番組で肩に力が入りすぎるところがあるけど、それもまた良さだなと思えてきたり。普段は負け顔が持ち味とされているけど、めちゃくちゃ器用で引き出しの多い人で、でもそこにちょっと恥ずかしさというか自意識を向けずにいられないのが魅力のひとつなんだろうな。

 

 

『キョコロヒー』(11/21)

 

 サッカーW杯が開催されるということで、サッカーに詳しいゲストを迎えた特別回なのだが、普段からヒコロヒーと大の仲良しで生キョコロヒーにも出た霜降り明星せいやと、日向坂メンバーでキョコロヒー視聴者の影山優佳という、通常回に来てもおかしくないようなMC2人にゆかりのある人たちがテレ朝系のサッカー番組絡みで出演すると言うプチミラクル。

 初っ端の「何人でやるか知ってます?」「11人やろ?」「おお〜」「おい、なめんな」の会話に「キョコロヒー」が詰まっててワクワクする。サッカーを一般常識程度は知ってるけど特に興味はなさそうなヒコロヒーとサッカーを全く知らなさそうな齊藤京子にゲストがサッカーをお笑いに喩えながら紹介してるはずが、まさかのニッチローで話が広がってしまう。わざわざゲストで来たメンバーのトークを遮ってまで言うことか?

 代表選手のVTRコメントがやけに豪華な上、なぜか番組側からゲストにお礼を言う体(てい)になっており、番組全体でボケても「おいおい!」とツッコんでくれるカゲとらせいやへの信頼を感じる。

 影山優佳による因縁のオフサイド解説は、「待ち伏せ禁止」という軸はわかるけど肝心の「何をもって待ち伏せとするか(ディフェンスラインと攻撃側の選手、パスを出すタイミングの関係)」に触れられてなかったので、これを京子が理解するまでは個人的にリベンジ成功と言いたくない。


 

『THE TIME,』(11/22)


 松田好花がレギュラーになって見始めてから1番おもしろかった。テイラー・スウィフトの話題から、We Are Never Ever Getting Back Togetherをアカペラで歌い出し、結局CMに行くまで天気予報中も歌い続ける。サビが終わって一瞬の間ののちAメロが始まったところで朝っぱらから大笑いしてしまった。中継企画ではキョコロヒーに登場した双子同士が結婚した夫婦が出演していたり、「納豆は皿に移してかき混ぜる」の呪文や、いい夫婦の日の話題も楽しかった。安住紳一郎も言ってたけど、安住及び番組のこなし方が掴めてきた?最後にラヴィットの麒麟川島からもいいパスが来てて、とてもおもしろかったです。

  

 

プレバト!!』(11/24)

 

 加藤史帆高瀬愛奈出演。それぞれ水彩画と俳句に挑戦。

 まずはかとしが水彩画査定で才能アリの2位。かとしといえば劇画タッチの似顔絵で知られるように絵の実力は折り紙付きだし、プレバトでもアート系で結果残してるし、今回の水彩画もすごくうまかった。描いた風景が「神宮外苑の銀杏並木から降り注ぐ木漏れ日を見上げる」構図なのは「乃木坂にあこがれてオーディションを受け、のちに"日向"坂としてデビューするアイドル」が描く絵として文脈ありすぎて最高だ(銀杏が欅だったらなお文句なし)。

 次は俳句のまなふぃで、「冬銀河 打ち上げピザは ナポリ風」という句がこちらも才能アリの1位。初見からジワジワと良さが増してくるいい句だと思う。シンプルな対比が軸なので「外の寒さから身を守ってくれる周囲の温かみ」みたいなポジティブな方向にも読めるし、「明るくて楽しい場所のいるはずなのに、その外側に広がる孤独に思いを馳せてしまう」みたいなちょっとブルーな方向にも読める。余計な擬人化や比喩を使わずに実感を伴った情景を詠む難しさが才能ナシ3,4位の句を見たらよくわかるので、まなふぃの句が添削なしなこはなかなかすごい。

 すくすく育ってもう一回くらい出演してほしい〜って、まなふぃとかとしには是非特待生を目指してほしいところではあるが、正直今のプレバトの俳句と水彩画は特待生の層が厚すぎてこれから入っていくのはかなり厳しいんだよな。でもこうやって結果を残すことで個人としてもグループとしても次につながっていくだろうからものすごく価値があるなこのコンビでもっともっと出てほしい。日向坂には俳句で佐々木久美、アート系で金村美玖も才能アリ経験者なので、どうぞまたよろしくお願いします。

 


その他のテレビ、ラジオ、配信

 

『日向坂高校放送部』(11/19)

 以前からこのラジでもほっとひといきでも触れられていた松田とみーぱんのキックボクシング体験およびミホワタナベも含めた99年組での食事の報告があった。詳しい内容は聞けなくても報告だけでニッコリしてしまう話だ。

 後半は久しぶりのコーナー。普段コーナーをなかなかしないラジオなので、もっとやればいいのにとも思うときもありつつ、やったらやったでこのくらいのペースでいいかなとも思う。むしろマ・このかのコーナーをメール案でもサトミツ考案でもいいから四半期に一度くらいやってほしい。


『日向坂46の「ひ」』(11/20)

 丹生明里、濱岸ひより担当回。丹生ちゃんに対してのみ、顔を見ると「ふん!」と言うノリがあるひよたん。ひよたんってその人としてか通じないノリを全メンバー分持ってそう。生ひなリハが修学旅行気分の深夜テンションで死ぬほど楽しくて、生配信終わりみんなで鬼ごっこをして、帰り道に「日向坂、いいなあ」って思えた、という話を2人でしてたんだけど、なにそれ。最高のグループすぎるでしょ。でっかい太文字の「青春」すぎるでしょ。

 

『ほっとひといき』(11/25)

影山優佳担当回で、櫻坂46守屋麗奈がゲスト出演。グループ加入時期と年齢が捻れており、普段のキャラも対照的な2人の会話はおもしろかった。今まで勝手にれなぁのことを櫻坂の河田陽菜的な人だと思ってたんだけど、河田よりハキハキしててしっかりしてるというか、河田の方が3倍くらい適当。当然できるものとして出した8×9のパスを完全スルーするれなぁはさすが。ただ、ゲストが来て影ちゃんの立板に水の喋りに感嘆するくだりはもういらないかな…


『余計な事までやりましょう』(11/25)

 金村美玖担当回、オープニングおよびエンディングのフリートーク、ハガキトークがおもしろくて、もうちょいコーナー縮小してもいいんじゃないかと思てきた。とくに最近のおすしはフリートークに磨きがかかってる感じがあるのでもっと聞きたい。

 

『朝メシまで。』(11/19)

 齊藤京子出演なので見たけど、ドキュメンタリーとしておもしろい番組。文字通り日の当たらない仕事をしてる人に密着して、食事と朝日で終わるっていう構成がなんともじんわりきて良い。


『有吉ぃぃeeeee!』(11/20)

 佐々木久美出演、ぐにゃぐにゃのキャラクターを操作してバトルする「ギャングビースト」をプレイ。キャプテンはガヤのタイミングがうまいし、何より声が通る。焼肉の食レポで「炭の香り」のワードが出てくるあたりに凄みを感じる。齊藤京子とは違う。途中の女子プロレスラー大喜利が始まったときに全く手が出せなかったけど、唯一来たパスを逃さなかったのはさすが。


有吉ゼミ』(11/21)

 佐々木美玲出演、激辛グルメ完食に挑戦。前回出演時に続いて今回も完食したのはすごいと思ったけど、個人的にはこの手の激辛ものの見方がわからない。少しずつ年を重ねるにつれて子どもの頃は良さがわからなかったものを素直にいいなあと思えたりすることが増えたけど、テレビの激辛はいまだに何がおもしろいのかわからない。大食いはまだ「おお〜」とか言いながらなんか見ちゃう気持ちもある。でも激辛は見ててもしんどそうなだけだし羨ましくもないし「応援」したいとも感じないし、テレビで見てもただただ戸惑ってしまう。


チョコプランナー』(11/21)

 キングオブコントチャンピオン芸人の「ネタ書いてない方」が審査員を務める賞レースをチョコプラと一緒に見るゲストとして森本茉莉が出演。出番はほとんどなかったけど、今年のキングオブコントを見てないこととそのあとの言い訳が変だったことだけ印象に残った。

 

『テレ東音楽祭 2022冬』(11/23)

 「月と星が踊るMidnight」のパフォーマンス。セットの雰囲気と衣装が合ってない以外は特に可もなく不可もなく。個人的な見方として、丹生ちゃんが裏センターにいてこそ完成する曲なんだなぁとか思った。あと齊藤京子がテレ東なのにキョコロヒーポーズしてました。

 

 

 ちなみに影山優佳はW杯中継にゲストで出まくっている。日本勝利後にアベマを見てたら、他の出演者と同じように日本の勝利にはしゃぎつつ、後半はスタジオで一番冷静に試合の分析と次の対戦相手の情報を話していて、かつその役割に誰も違和感を感じていないのがすごい。