【7/17-23】今週の日向坂46出演番組#3

 去年の夏から買おう買おうと思いつつ手に入れられてなかった日傘をやっとこさ今月の頭に購入した。これでどんなピーカン照りでも大丈夫だぜ!と思っていると、そこから天気が不安定な日が続き、活躍の場が少ない。そもそも曇りや雨の日が多いうえに、曇り時々雨だと思って折りたたみの雨傘を持って家を出ると予報が外れて日が差したり、逆に日傘を持って出ると雨が降ったりでなかなかうまくいかない(一応防水の日傘なので曇り時々雨予報なら日傘をもっていけばいいのだが、買いたてなのであまり雨に濡らしたくない)。来週からは良い天気が続きそうで暑さにうんざりする一方、(やっと本気を見せられるぜ…)てなもんでワクワクする気持ちもある。

 ということで今週観た番組の感想です。数は多くなかったけど考えることはたくさんあり、充実しておりました。

 

 

 『セルフDocumentary of 日向坂46 #8』 7/17

 

 セルフドキュメンタリーシリーズの第8弾にして特別編。これまではメンバーが三人一組になってインタビューしあう形だったのが、今回は影山優佳ひとりで思い出の地を巡りながらのインタビュー。今の日向坂46および今の影山優佳でしか撮れないドキュメンタリーのように感じて、とても良い番組だっだと思う。

 けやき坂46に入るまで、入ってからの苦労、そして2年近い休業と復帰についてなどとても濃い内容かつ知らない話ばかりだった。カゲは賢い人だから、話す内容自体やタイミング、言い回しなど熟考してのことだろうな感じた。例えばこのような内容のインタビューが卒業後に行われていたら必要なかったであろう微妙な言葉の加減なども含まれていたと思う。だからこそ、安直に「裏日向坂46史」的なストーリーを読むことは避けるべきだと思ったし、その事に関しても言及されていたりする。

 日向坂46が辿った東京ドーム公演への道程について、比喩として「坂道を上る」とよく言われるが自分の感覚は違った、という話が出た時になんとなく腑に落ちた。先日のドキュメンタリー映画はメンバーの気持ちが一時「バラバラ」だったとし、それを「絶望」と接続していた。しかし、全体のなかの個人の声としてカゲの話を聞いて、メンバーの考えが「バラバラ」な状態なんてのは、ある意味当たり前だよなと改めて思った。それは他のメンバーのセルフドキュメンタリーを見ても思うことである。ただ、「バラバラ」だから何もできないというのはまた違う気がしていて、それぞれの考えがあるなかで、グループの一員として何ができるかという視点があれば、日向坂46はきちんと進んでいけるのだと思う。

 ドキュメンタリー映画の感想でも書いたけど、この番組でもキーワードのように「日向坂が好き」という言葉が出てきた。それこそメンバーの活動の動機であり、おひさまも含めたコミュニティの中心にある思いなのだろう。この言葉によって番組がドキュメンタリー映画につながったように見えた。

 


 『日向坂で会いましょう』 7/17

 

 先週に続いてヒットキャンペーンで優勝したBチームのご褒美ツアー(と題した大喜利ツアー)。今週も、特に後半の春日褒め/貶しチャンレンジではフリー演技的な要素強めで、そうなるとやはりキャプテン、すーじー強し。3人目はてっきりかとし、松田このあたりかと思いきやみーぱん。みーぱんはわりと気分のムラが激しいタイプかなと思っているのだが、今回はそれが上手くハマった気がする。「バカチン!」からの「すぅ~き♡」の緩急の付け方最高だった。

 前半の特技披露、シンプル大喜利も良かったのだが、それでもなかなか打席に立てないメンバーがいてもどかしい。そして来週は何年越しかの春日ハンター実現ぽくてワクワク。

 


 『ひなちょいseason2』 7/17

 

 こちらも先週に引き続き「#流行らせたいことを流行らせたい」。花ちゃんズの安定感は言うことなし、他の3人もひなあいではあまり出すチャンスがないそれぞれの良さが出ていた。

 とくに、ひよたんの思ってること全部表に出ちゃう感は、ひなあいのようなメンバー1人1人の持ち時間が限られがちな番組では見えにくいなと。先日の日向坂高校放送部ゲスト回もすごくよかったし、彼女が長めに喋ってるのをもっと聞きたい。それから今までもちょっと感じてたことだけど、ひよたんって人のことイジるのめっちゃ好きだよね?スプーンを持つスタッフへのナチュラルな「え、まって、下手くそすぎ」とか、カエル見てビビりまくるまりもとへの「ねえあれ触ってみてよ」とか。

 本筋とは関係ないけど、メンバーが「偉い人」みたいな言い方じゃなく名指しで「今野さん」って言ってるのを初めて聴いたかも。聞き間違いの結果ではあるけども。

 


 『キョコロヒー』 7/20

 

 スタッフのうつむき加減で「双子」を当てた先週と同じく、佇まいの俳優/素人っぽさみたいな「そっちじゃない」方向から当てに行く齊藤京子。本来なら企画がグズついて終わりそうなものを、キャラの濃さで何とか丸く収まるのも先週と同じ。このように、スタッフが用意したVTRや人・物に対して2人が「そっちじゃない」反応をするのがキョコロヒーの良さだよね。「そっちじゃない」方向へ走る片方をもう片方が注意する時もあれば、2人であらぬ方向へ走る時もある。

 夏嫌いのトークでは、2人が意気投合してそのまま終わるかと思いきやスタッフがあらぬ方向へ走り出すパターン。そのあとのくだりで回収されるところまで含めてうまいこと出来ている。

 怪談は、話自体も2人の反応も思っていた通りだったけど、そのあとの手相占いではしゃぐ齊藤京子が良かった。褒められてずーっとドヤ顔してた。

 


 『ムビきゅん』 7/20

 

 ドキュメンタリー映画第2弾『希望と絶望』の特集で、東村芽依と金村美玖が出演。映画を紹介する切り口やそれに対する2人の話は新しいものではなく、このタイミングで放送する内容としては工夫がなさすぎるのではと思った。

 

 

 終わり

 

 渡邉美穂が卒業を発表してから、何をするにしても「22人で最後の」という枕詞がついてまわったが、今の21人体制だってもうすぐ終わるんだよなとふと気がついた。なぜなら新メンバーの合格発表が予定通りなら8月に行われるはずで、そうするともはや21人ではなくなる。今回みたいに別れを惜しむ時間がきちんと用意されるとは限らない、常に心のどこかにそのことを留めておかなきゃなと、ぼんやり考えながら今日も日向坂を追いかけます。