このブログは、分量や内容からしてTwitterでは書きにくい文章を書こうと思って開いたものなので、過去に書いたいくつかの文章もここに載せてしまおうと思う。
といってもそんな文章は多くないのだが、以前Sisterleeさんに寄稿して今年の2月1日に掲載された、『「男らしさ」から逃げ出すために。現在の映画が見つめる男性性』は、けっこう力を入れて書いた文章である。Sisterleeさんは主にフェミニズムについての記事を載せているメディアで、自分が書いたものよりはるかにおもしろい記事がたくさんあるのでみんなチェックしてみてほしい。
これはタイトル通り、「男らしさ」が2020年に日本で公開された映画においてどう描かれているかについての記事で、扱っている映画は『幸せへのまわり道』『ラスト・ブラックマン・イン・サンフランシスコ』『行き止まりの世界に生まれて』の3本。Sisterleeの編集をされているたぬきさん(たぬき (@tada11110) | Twitter)に依頼されて書いた。そのきっかけとなったのがこのツイートから続くツリー。
今年の「男性映画」なら『行き止まりの世界に生まれて』が一番よかった。人種や階級や生まれた場所の差異をごまかしたりせず、自らとその周りの人間の中にある有害な男性性を見つめてた。あとは『グレース・オブ・ゴッド』、『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』もよかったです
— pika (@bokonon_ist) December 2, 2020
こうやって誰かに文章を書いてくれと言われたのも初めてだったし、自分のツイートに興味を持ってくれる人がいるんだと強く実感したりで思い出深い文章である。もしよければ記事をチラッと覗いてみて、「ああ、あの映画のあそこ良かったよね」などと思ってくれたら嬉しい。