【9/18-24】今週の日向坂46出演番組#12
9/18から9/24に日向坂46が出演した番組の感想です。日曜日に『月と星が踊るMidnight』のMVが公開され、水曜日には4期生についてのティザームービーが、木曜日からは一日に一人ずつ4期生の紹介動画が公式YouTubeチャンネルに上がっており、なにせ情報が多かったし考えることも多かった1週間だった。
『月と星が踊るMidnight』のMVの感想は別でエントリを書いたのでそちらに譲るとして、
ここでは水曜日に情報解禁された8thシングルについて少し書いてみる。
収録内容としては概ね予想通りで、とくに齊藤京子のソロ曲は個人的にとても楽しみにしていた。ユニットもなかなかパフォーマンス面において期待が持てそうだ。ただ、いまだにユニット曲がない髙橋、森本が入ってないのは正直なところ残念で、そのあたりもう少しバランス良く出来なかったのかなと感じている。タイトル及び歌唱メンバー不明の曲にはおそらく4期生が関わってくるだろうが、4期生単独なのか、4期生含めた32人なのかはわからない。 共通カップリング曲の『HEY!OHISAMA!』については…「なにこれ?」としか言いようがない…ちゃんとライブで盛り上がれる曲であることを願う…4期生の話は最後に。
『日向坂高校放送部』(9/17)
高本彩花、髙橋未来虹をゲストに迎えた公開収録の2週目。松田好花あるあるを求められた髙橋未来虹の「ヤホステラで自撮りの背景埋めがち」はなかなかすごい。あるあるとしてかなり奥の方にあるし、メンバーしかわからない楽屋の様子とかでもなくファンも共感できるところがいい。そんな彼女が最近、「しっかりしてそうに見えて実は妹キャラ」だったのが、「しっかりしてそうに見えますけど、実は私末っ子で家では何もしてないんです」と言いすぎてただの「妹キャラ」になりつつある話もおもしろかった。
レイザーラモンRGによる"Don't Look Back in Anger"にポカーンのようすから、松田好花ってこういうカルチャーネタ結構弱いよねと思った(前々から思っていたことではあるが)。テレビ・ラジオはオードリーまわりを中心にアンテナを張っている印象だけど、それ以外の音楽、映画、ドラマ、アニメ、マンガ、ゲームなどに詳しい、あるいは○○にハマっているみたいなイメージがない。ワンピースも読んでないし。日向坂だと佐々木久美や加藤史帆、Tokyofm組(影山、金村、丹生)はそういうの強いイメージがある。そういう本人の特徴ゆえに、放送中に一曲もかけないストロングスタイルのラジオに行き着くのだなあと。
『日向坂で会いましょう』(9/18)
渡邉美穂が卒業したことによって現在空席である春日のライバル枠を決めようという企画「2代目ライバルを発掘しましょう!」。ひらがな推し時代にやった「春日に挑戦!特技バトル」と似た感じで、メンバーそれぞれが「これなら勝てる」という特技を持ち寄り、春日に勝負を挑む内容。
特技の提案者以外も勝負に参加できるシステムのため焦点が定まらない部分があった。だけど個々のくだりはどれも楽しく、相変わらずやたらと凝っているテロップやワンピースオマージュのメンバーカードも見ごたえあり。「春日いなかったの?」がフリに聞こえて無理やり「いたような…」って答えてしまう上村ひなのは大喜利脳すぎる。
最後には8thシングル初披露の映像と新センター齊藤京子のコメント、フォーメーションの発表があった。個人的にはフォーメーション発表はこれくらいサッパリしていて欲しい。自分がひなあいを好きになれた大きな理由の一つはそのへんのスペクタクルがあまりないからだと思っているし、ある必要もないと思っているので。
『ひなちょいseason2』(9/18)
上村ひなのプレゼンツ「トレーニングを流行らせたい」。普段は運動系の企画だと水色のジャージなのだが、今回はオシャレなトレーニングウェアを着用していてその時点から新鮮。YouTubeのエクササイズ動画や最近新バージョンが出たらしいビリーズブートキャンプを観ながら実践する内容で、トーク中心でないのにもかかわらずガヤ女王佐々木久美が活躍しまくっていた。
トレーニングしている間はどうしてもメンバーみんな無口になりがちなのだが、そんな中1人トレーニングの動きを中断して他のメンバーにちょっかいかけたり、ビリー隊長の吹替にツッコんだり、キャプテンの動きで番組全体が単調になるのを避けていてさすがすぎる。
その他のテレビ、ラジオ、配信
『東大王』(9/21)では影山優佳がしっかり活躍していた。とにかくワイプで抜かれる頻度が高く、こういうオフ・ザ・ボールの動きも評価されているんだろうなあと。影山は『日本代表独占インタビューTHE VOICE』にもVTRで出演していて、サッカー日本代表監督の森保一に「サッカーめちゃくちゃ詳しいよね」と認識されており驚いた。とにかく今彼女は「クイズアイドル」「サッカーアイドル」の枠を越えようとしているのだなと感じる(と同時に、しばしばアイドルに対して使われがちな「〇〇の枠を越える」という言い方につあても考えないといけないなと思う)。
20日には誕生日を迎えた高瀬愛奈が、21日には上村ひなのがそれぞれSHOWROOM配信を行なった。とにかく電波状況が悪くて配信としての見やすさは酷いものだったことは置いといて、どちらも楽しかった。「『高瀬愛奈』は別で存在するけど、『まなふぃ』を作り上げたのはファンの皆さん」ってまなふぃの言葉には、アイドル論として深く納得した。
『ほっとひといき』(9/23)でみーぱんがしていた「最近心の中でせーのって言わないと何かを食べられない。タイミングが合わない」って話が少しわかる。日常に潜むイップス。
『余計な事までやりましょう』(9/23)では、リスナーの日々にふと現れる映画のような瞬間を募集するミクデミー賞のコーナーで、「みんな心の中にアクターがいるんですよ」と言っていたのが印象的。詩集や空の図鑑を買って読むなど、ある種の人々に「イジられ」やすい行動を少しの笑いを混ぜながら、でも自嘲することなく話す金村美玖の姿はいろんな人にとってエンパワメントになっている気がする。自分もその1人。
おわり
22日から毎日1人ずつ公開されている4期生の紹介動画、今までの日向坂ではあまり見たことないような凝った撮り方をしていて、音楽なども含めてとても好き。海辺で遊ぶ姿をレトロなエフェクトをかけて撮る前半も、いろんなグラデーションの「空色」(俺はあれを空色のアレンジと解釈する)の布がはためく中にメンバーの姿が見える後半も、既存の「日向坂らしさ」とその更新を感じさせながら観ている側のワクワクを煽る演出になっていて、すごく良いと思う。
来週も引き続き4期生の紹介動画が上がるし、外番組出演も多いので楽しみ。4期生と他のメンバーの合流が見れるのはもう少し先かな〜