【10/23-29】今週の日向坂46出演番組#17

 

 10月23日から10月29日に見た、日向坂46出演番組の感想です。今週8thシングルが発売されていろいろプロモーションがあったり、4期生のリレーブログがスタートしたりで盛りだくさんでした。来週は歌番組出演が重なってワクワクするし、なんといってもひなあいに4期生が登場するのが楽しみで楽しみで、今は一周回ってとても穏やかな気持ちです。

 

 

『朝メシまで』(10/22) 

 

 齊藤京子出演、普通の人は寝ている時間に働く人が1日の最後に朝メシを食べるまで密着する番組。プロ野球のナイター終了後に選手のユニフォームを洗うクリーニング屋さんの密着で、ドキュメンタリーとしておもしろかった。VTR終わりの齊藤京子のコメントも自分の立場に引き寄せてて良かったし、そのあとのアンジャッシュ児島の告知パスを完全スルーするところまでおもしろかった。

 

 

『日向坂で会いましょう』(10/23)


 8thシングルヒット祈願として、3rdシングルヒット祈願に参加していなかった齊藤京子がやり残していた「ワンカットPV撮影」にマブダチ(メンバー)と挑む企画。

 もちろん全体として楽しい出来ではあったけど、ヒット祈願としては中途半端な感覚が拭えず。齊藤京子のやり残したものと過酷なPV撮影というストーリーの面から見るならば、やはりメンバーの半数近くが欠席だし、とくに真ん中のチャレンジコーナーのヒリヒリ感が足りないと思ってしまうし、かといってヒットキャンペーン企画のゆるいわちゃわちゃ感も(メンバー少なめなこともあって)そんなになく、どっちつかずだったかもしれない。

 今の状況だと、難易度を上げた過酷な撮影をしても「さぞ忙しいだろうに大変だな……」と思うし、難易度を下げたら下げたで「これくらいじゃないとこなせないくらい忙しいんだな……」と思っちゃうので、どっちにしろ「何か過酷なチャレンジに挑む」系は個人的にどん詰まりな気がする。それでもチャレンジ系で行くならメンバー全員参加ではなく、例えば齊藤京子と濱岸ひよりのマブダチ2人ロケで月と星が綺麗に映る夜景スポットに行く、みたいなのなら見やすいかもしれない(一部メンバーだけがヒット祈願に参加するのは他の坂道はかなり前からやってるけど、そういう意味で差別化が図りにくいので日向坂は基本全員参加路線なんだったらそれもわかる)。

 ということなので、チャレンジ系企画でストーリーを前面に押し出そうとするよりも、キャンペーンとしての実効性優先で前回の『僕なんか』ヒットキャンペーンのDチームがやってたコミュニティラジオ巡りみたいな企画なら、プロモーションとしても実際的な効果が期待できるし、映像としてもおもしろいのでは?

 でも、高校球児泣きするぱるに駆け寄る他のメンバー(太ももチョップするひよたん)とか、しっかり者揃いの吹奏楽部の中で1人楽譜を忘れる河田陽菜とか、緊張感ある撮影の隙間に現れるグッとくる瞬間は、「過酷」なチャレンジ企画じゃないとなかなか見れないのかなと思うと、悩ましいところではある。なんにせよ個人的にはメンバーの体力や健康が第一優先の中で楽しいものが見れればなんでもいいのだが。

 

 

『ひなちょいseason2』(10/25)


 先週に引き続きHappy Smile Tour2022の裏側を3期生上村ひなのと髙橋未来虹がレポート。マイペース女王河田陽菜が仕切るゆっるゆるのグッズプレゼン対決が良かった。ひなちょいは良くも悪くも軸がブレブレなのでこれからも臨機応変にこのような裏側レポートものをやってほしい。一部メンバーが「オフゼロ」のミッションを課された状態でひなあい収録に臨む姿を隠し撮りしてひなちょいで流す、とかでも良いんですよ。

 


『キョコロヒー』(10/24)


 「話の腰折り女・齊藤京子」企画の第二弾で、キョコロヒーの2人の天敵であるさらば青春の光東ブクロがゴルフをプレゼンするべく登場。2人が終始ブクロに対して失礼な態度をとり、それを取り繕うともしないさまは見てて笑えたが、「腰折り女」企画としてうまくいっていたかは疑問が残る。そもそも齊藤京子は自然な会話での相槌が下手なのであって、プレゼンに対して論破する/されるみたいな軸でやってもそこは見えにくいと思うし、ゴルフとか前回の包丁とか、そもそも京子が興味なさそうなものをチョイスしているのも違う気がする。

 ただ、「話の腰折り女・齊藤京子」というコンセプト自体はもう死ぬほどわかるしおもしろいので、どうしたらこれが活かされるのだろうと考えたとき、そもそもこのキョコロヒーという番組自体がこのコンセプトの上に成り立っているのではないかと思った。さまざまな技を使って話の腰を折ろうとする齊藤京子とそれをいなすヒコロヒー。なので無理矢理その概念だけを抽出してコーナーを作ろうとすると変な感じになるのではないだろうか。

 

 

『生ひなリハ』(10/25) 

 

 8thシングル発売日0時からの生配信で、約2年ぶりのひなリハと告知があった。タイトルにかけて真夜中に生配信でプロモーションというのは良いと思うのだけど、そこに企画としてひなリハをもってきた意図がよくわからない。確かにひなリハはおひさま大好きコンテンツで、待望ではあったけど生パフォーマンスと相性は良くなさそうだし、深夜配信の年齢制限で上村ひなのが参加できなくて後日フルメンバーバージョンを配信すると聞いて余計に?が浮かぶ。ただ、「濃度高めのメンバーわちゃわちゃ」が存分に供給されたという点で需要は満たしている。みーぱんに甘えるこさかな、グッドでした。

 


『ぴーすおぶけーき』(10/25)


 佐々木美玲出演。幼馴染の「おバカ」3人組が、彼らと同じ団地に住む人々のお悩みを意外な角度から解決していくというコメディドラマ。みーぱんは3人組の一人でとにかく明るい中村氏役。

 全体としてちょっとした時間でゆるく見れるコメディという感じで悪くなかった。お悩み解決としては特に目から鱗というわけでもなかったけど、まだ始まったばかりなのでこんなものかな。

 確かに中村氏のキャラクターは、本人を含めた多くの人の言う通りみーぱんそのまんまだけど、みーぱんが「みーぱん」そのもののキャラを演じるおもしろさはあるよなと思う。あのキャラに落ち着くまで時間もかかったそうで、紆余曲折を経たみーぱんによる「みーぱん」解釈がこのドラマでどういうふうに表現されるのか楽しみ。

 

 

『日向坂46特番▼「月と星が踊るMidnight」発売記念スペシャル』(10/27)

 

 高本彩花富田鈴花、髙橋未来虹出演。スペースシャワーTVで放送された、タイトル通りの8thシングル発売記念特番。オープニングの4期生トークから、シングルの見どころ紹介、ゲームコーナー×2までこの3人のよさがギュッと詰まっていてとてもおもしろかった。年長なのに一番適当なおたけ、狙ったものも狙ってないものも笑いをとるすーじー、しっかり者に見えて実は妹キャラで超ゲラなみくに。

 4期生について話す場面では、期生ごとの受け止め方の違いが少し伝わってくるような感じで、グループ内にあるザラザラっとした考えの違いが感じられてるいいトークだった。

 「真顔めっこ対決」では、すーじーが真顔に入るときの儀式に対して食い気味で「それやめて」とツッコむおたけの間が良すぎて大笑いしてしまった。

 

 

『盛ラジオ』(10/27)
 

 松田好花出演、ラジオと連動したテレビ番組で、ラジオ用に行ったロケをラジオ番組で話してもらい、そのトークがいかにして「盛ら」れているかを実際のロケ映像と比較して検証し、芸人のトークを「盛る」スキルを見よう、というテレビ番組。文章にするとややわかりにくいが、見ればわかる。松田好花もいちラジオ好き、いちラジオパーソナリティとしての視点からのコメントがとてもよかったし、番組自体もおもしろかった。三四郎のラジオは聞いたことがなかったけど、自分たちで序盤に作ったワードを後半の展開で拾ってどんどん悪ふざけを広げていくのはさすがに上手いなあと感心した。

 番組として、松田好花のポジションはもう少し芸人寄り、笑い寄りのタレントでも良いのかなあと思うけど、深夜ラジオをの結びつきが強くて否が応でも「濃く」なってしまう内容なので、松田くらいの爽やかさがないとテレビとしては見てられないのかもしれない。

 

 

『Check!』(10/27, 28)
 

 MRT宮崎放送の情報番組で、この中のエンタメコーナーに4期生メンバーが日替わりで5日間コメント出演。宮崎県外に住んでてもアプリからコメント動画だけ見れます。
 1日目は清水理央と小西夏菜実。「私がまわさなきゃ…!」と緊張しているようすの清水理央と、どこ吹く風で落ち着き払っている小西夏菜実が印象的。シングルの特典映像でもそんなようすがあったけど、4期生の中でリーダー格で、声をそろえての「日向坂46四期生です」の前の「私たち」を言うのは清水の役割なんだね。

 2日目は宮地すみれと藤嶌果歩。コメントの内容は前日組とほぼ同じだったけど、こちらはややコントっぽくなっており、セリフを噛んだり最後の決めポーズを間違えかけてあたふたする藤嶌がよかった。

 

『ほっとひといき』(10/28)


 影山優佳パーソナリティ回で、キャプテン佐々木久美がゲスト出演。さすがの2人でトークのテンポも速いし笑いも情報も手数が多いしで聞きごたえありました。ほっとひといきはこんな風にときどきゲストを呼んで欲しいね。今回みたいにメンバーゲストでも、同じ坂道の誰かでも。あと佐々木久美は早くこのラジに出てほしい。レギュラーラジ持ちじゃないメンバーの中では(小坂を除いて)キャプテンだけが出てないので、もったいぶらずに出てほしい。

 もっと言うとキャプテンはどこかでソロラジオやってほしい。tfm組みたいなネタメール多めじゃなくて、キャップが好きな音楽や映画やアートや漫画について語る番組。日向坂で1番カルチャー好きなのはこの人じゃないかと思うので、それこそお洒落なFMラジオをとことんお洒落にやってほしい。そしてひなあいでイジられてほしい。