【12/18-24】「日向坂に入ってよかったかもしれない」〜日向坂46ダイアリー#25

 

 12月18日から24日に日向坂46が出演した番組などの感想です

 

 

はじめ(紅白の『キツネ』について)

 

 22日に紅白歌合戦の曲目が発表され、日向坂46は『キツネ』を披露することが決まった。個人的には『月と星が踊るMidnight』推しだったけども、話題性なども考えると今年リリースのシングルは厳しいかなと思ってたなかで、にしても斜め上のチョイスに思えて驚いた。今年の紅白は日本ハムファイターズのチアダンサーによるキツネダンスそれとコラボした曲もあるようなので、嫌な言い方かもだけど、これ(流行り物や他の歌手との企画モノ)が今の日向坂の立場なんだろうな。来年こそはファンからも世間からも評価された曲をキッチリ歌いたいね。

 とはいえ本番はまだなので、上に書いたような演出になるのかはまだわからない。違う見方をすると、日向坂ライブ定番で3年前のカップリング曲を紅白で披露できるのはなかなか貴重かもしれない。これで「日向坂こういう引き出しあるのね」と思ってくれる人がいれば最高。

 

 

『ひなクリ2022』(12/18)

 

 グループとしてはひらがなけやき時代から5年連続となるクリスマスライブ。最後には卒業する宮田愛萌の挨拶もあった。
 相変わらずというか、セットリストに新鮮味があまりないのをどうしていくべきか。とはいえ、表題曲、ライブ定番曲、ユニット/期別曲、最新シングル収録曲といったカテゴリ辺tに観ていくと削れるような曲もほとんどないので悩ましい。個人的にはHEY OHISAMAがとてもよかったので、役割的にかぶりそうな君しか勝たんの頻度を下げたらどうかとか、キツネを準レギュラーに降格させたらとかは思うけど。
 秋のツアーから参加している4期生がMCで話を振られ、その場にいれることや先輩やスタッフ、ファンへの感謝を述べるのはとてもいいことだと思うんだけど、正直聞きたいのはその一歩向こうにある少し下らない話(リハでこんな失敗をした、ケータリングこれがおいしかった)なので、なんかもどかしい。
 宮田愛萌のあいさつでは、すごく自然に井口眞緒と柿崎芽美に触れていたのが印象的で、それだけで一気にあの場の風通しのようなものがよくなって「これで終わりじゃないんだ」と思えたので、宮田はすごい。「最後やり残したことない?」と聞かれて、衣装を見せるために一回転するシーンが印象的で、卒業発表以来なかなかファンの前に立つ機会がなかった彼女にとって、自分がしっかりとこだわった衣装を見せることが大切な自己表現なのかなと思うと感動した。最後の最後、舞台からはけるとき「日向坂に入ってよかったかもしれない」と言っていて、この「かもしれない」になんだか誠実さや真実味が宿っている気がした。そして、小坂菜緒をああいう感じでイジれるのって宮田愛萌だけだったんだなあしみじみ思うし、「君のため何ができるだろう」を選んだ理由が「推しのセンター曲だから」なの最高でした。

 


『日向坂で会いましょう』(12/18)

 

 

「クリスマス特別企画!妄想キュンキュン告白シチュエーション」

 4期生脚本によるシチュエーションを男役と女役に分かれた先輩メンバーが再現。今回は先輩メンバー紹介と、平尾、藤嶌作の上演。どちらの脚本もよく出来ていて普通にキュンキュンしてしまった。松田の当て書きがハマりすぎててビビる。最後松田がキャップの手を掴むところ、キャップが万引きGメンとして犯人の手を掴むところの逆転になっている。藤嶌作の方も、髙橋と山口の普段のキャラとのギャップが絶妙に生かされており、すごく良かった。

 山下葉留花の質問がなかなか度胸あるおもしろい質問だったのと、正源司のアンケートの文体が高倉健だった。

 

 

『ひなちょいseason2』(12/18)

 

 松田好花プレゼンツ「クイズを流行らせたい」の2週目。内心ノってない時に外からそれが丸わかりの齊藤京子

 

『キョコロヒー』(12/19)

 

 先日ヒコロヒーとツイッターで絡んでいた研ナオコがスタジオゲストで登場。こういう大物ゲストが来た時はあまりハマらないこともあるけど、今回はとても楽しかった。本当に年一で来てほしい。

 

 

ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2022』(12/23)

 

「月と星が踊るMidnight」のパフォーマンス。よかった!クリスマス仕様のキメキメ派手派手衣装だからこそカメラは引いて全体を見せる。衣装が応援ソング的な歌詞に干渉してなくて、むしろ雰囲気が合ってたな。全員キラキラしてて、多分これっきりの衣装で、なんだか「年の瀬にいいもの見せてもらいました」の満足感がある。あんまり関係ないけど紅白の『キツネ』が少し楽しみになってきた。